種類 |
初期免疫 |
間隔 |
最低
年齢 |
効力
発効 |
追加
免疫 |
注 |
ジフテリア・破傷風・百日咳 |
乳幼児3回
三種混合
(DTP) |
4週間以上 |
6週間 |
3回終了時から |
1年後に1回 |
国によっては就学時(4〜6歳)にもう1回追加。 |
小児2回
二種混合(DT) |
4週間以上 |
6週間 |
2回終了時から |
6〜12か月後に1回 |
百日咳ワクチン禁忌の小児に行う。 通常6歳未満の小児に行う。 |
6歳以上・成人2回
(TdまたはTT) |
4週間以上 |
- |
2回終了時から |
6〜12か月後に1回 |
流行地に旅行または生活する時は、10年毎に追加接種する。 |
注:Td は、ジフテリア・トキソイドを減量した破傷風との混合ワクチン。TTは破傷風トキソイド。 |
ポリオ |
乳幼児・小児3回
(経口生:PV) |
4週間以上 |
なし |
3回終了時から |
15〜24か月頃もう1回 |
海外では通常DTPと同時に接種する。流行地では誕生直後か9か月にも行う。国によっては就学時に追加接種をする。海外に出る児童は4回目を受けておく方が良い。 |
あるいは3回
(IPV:注射用) |
4週間以上 |
6週間 |
3回終了時から |
15〜24か月頃もう1回 |
多くの場合、三種混合(DTP)との混合ワクチンとして用いられる。就学前に追加接種する国もある。 |
成人2回
(IPVを用いる) |
4週間以上 |
- |
2回終了時から |
6〜12か月後に1回 |
流行地に行く場合必要。IPVで初期免疫した人の追加免疫にはOPVが望ましい。 |
腸チフス |
3(〜4)回
(経口生) |
2日 |
2歳 |
7日後
から |
1年毎 |
流行地に旅行または生活する場合は望ましい。ただし国内では入手不可。 |
1回(注射Vi vaccine) |
- |
2歳 |
7〜10日後 |
3年毎 |
同上 |
麻疹(はしか) |
1回(生) |
- |
9か月 |
接種後10日 |
- |
多くの国では、MMR(麻疹・おたふく・風疹)が用いられる。国によっては、6〜12歳時に再接種する。 |
A型肝炎 |
2(〜3)回
(ワクチン注射) |
説明書に従う |
日本製は17歳、外国製はなし |
接種後2〜4週間から |
10年毎 |
流行地に生活する場合には必要。短期間の旅行時は人免疫グロブリンを用いてもよい。 |
1回 (免疫グロブリン) |
- |
1歳 |
注射後
から |
3〜6か月毎に |
- |
B型肝炎 |
3回
(血葉由来と組換えとがある) |
4週間以上 |
なし |
2回終了時から |
10年 |
流行地では誕生直後に接種する。医療・保健衛生関係の人、蔓延地に長期滞在する人は必要。 |